奈良県支部
【第3日目:8月13日】

 ☆ カバリーシュワラ寺院参拝

チェンナイで最大のヒンドゥー教寺院であるカバリーシュワラ寺院は、あいにくの増改築中で宮大工(?)さんと足場に組んだ材木が主役のような有様です。しかし、ここまで来て参拝しないわけには参りません。

寺院に入るには、靴を脱いで預け、全員はだしで境内に入ります。

カメラ撮影やビデオ撮影には撮影許可料を払わねばなりません。しかし、撮影許可料を払う価値は十分です。日本では、まずお目にかかれないだろうカラフルな神々の叙事詩の一場面が見事な彫刻がところせましと彫り込まれており、これを撮影するだけでもワクワクしてしまうのです。

メンバーは、はだしで歩き回り、寺院の中の礼拝所で眉間に赤の印をつけてもらって大喜び。赤い印がうまく付くのは肌のキメが細かいからだとか変な理屈をぶつけ合っております。取りあえず、寺院の全体を見て回り、靴を返してもらってカバリーシュワラ寺院を後にしました。

 ☆ きえちゃんのケータイ電話

福井から参加のきえちゃんのケータイについて披露しておきます。

このケータイは、たぶん世界に一つしかないケータイです。それは、ケータイの表面全体にラジニカーントのカッコイイ写真がびっしりと写し込まれているのです。もちろん、待ち受け画面の壁紙もラジニ様、そしてケータイストラップもラジニ人形という徹底ぶり。

きえちゃんの並々ならぬ熱いラジニ主義が結実した驚愕のケータイ電話は、今回のツアーでもラジニTシャツ、ラジニふかふか人形とならんで

日本ラジニファンの心意気を
示してくれました。

 ☆ 本場のミールスは絶品!

昼食はチェンナイ市内の繁華街にある有名なサラバナ・バーバンで全員がミールスに舌鼓を打ちました。

運ばれてきたミールス、ステンレスの大皿に小さな器が13個乗っかって出てきます。その小さなステンレスの器には様々な色と風味のスパイスが入っています。それ以外にも豆せんべい、甘〜いケーキみたいなのが付いてきます。店員さんはかいがいしく給仕をします。ライスはいくらでもお代わり可能。可能どころか、皿のライスがなくなったと見るやおひつを抱えた店員さんが飛んできて、黙っているとライスをつごうとするのです。ですから、満腹ならば店員さんが飛んできたら、すかさずノーを言わなければなりません。

おじゃまんは、4人テーブルにリーさんと並んで座りました。当然相席になります。前の席に2人の現地人が座ります。黙々とミールスを食べていると前のインド人男性がチラチラこちらを見るのです。どうやらリーさんの胸元をチラチラ見ているようです。スケベなインド人やな〜と思っていると、何のことはないリーさんのラジニTシャツが気になって仕方がないのでした。とうとう、その男性リーさんに質問してきました。

日本のラジニファンであることを身振り手振りで説明するリーさん。
ようやく納得すると、ラジニカーントのどんな映画が好きだとか何とか矢継ぎ早に質問してきます。おじゃまんはタミル語わっかりましぇ〜んからリーさんにお任せして、ミールスだけを相手にすることにしました。
リーさん、汗を噴き出しての応戦です。そのとき、少し離れた席に座っていたてつのすけさんたちが席を立ちました。やれ、助かったとリーさんとおじゃまんは喜び勇んで席を立ちましたが、おじゃまんは前の席のインド男性に一発さよならの言葉をあびせました。

「じゃ、グッバーイ!
(ラジニ様の新作ジャグバーイのシャレ)」

ハトが豆鉄砲食らったような表情で見送るその男性の表情が印象的でした。

つづく...


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