奈良県支部
【第2日目:8月12日補足】

 ☆ ラジニカーント夫人ラタ様との出会い

前後しますが、サリー専門店に買い出しに行く直前、アルナチャラホテルのロビーでラタ・ラジニ夫人との出会いがありました。

その直前にラタ様の妹ロタ様(ロタ様?ほんまかいな、この名前)夫妻がロビーに現れたのですが、誰もそれがラタ様の妹夫妻とは知る由もありませんでした。ロタ様は、ラタ様よりも美人で、旦那様はアニル・カプール似の格好良いロマンスグレー。このお二人がホテルロビーを通って帰る時、誰かのラジニTシャツに気が付いたのです。ロタ様夫妻、大変な喜びようで、メンバーみんなとうち解けて話してくれました。ラジニTシャツはもちろん、ラジニふかふか人形にも大変びっくりされて上機嫌で帰って行かれました。このお二人が帰ったあと、てつのすけさんから今のお二人がラタ様の妹さん夫妻であることを聞いて全員仰天したわけです。

その直後、ラタ様が一人でロビーに現れました。さすが、ラジニカーント夫人、茶系のサリーを着こなした堂々たる物腰は周囲を圧倒します。
てつのすけさんとマダンさんがすかさず通訳をしてくれます。
エミリンさんが、はるばる日本から持ち込んだラジニ様への土産の品をラタ様に手渡します。土産の内容は、ラジニ特製Tシャツ、ラジニ掛け時計、ラジニルービックキューブなどです。ラタ様は、満面の笑みを浮かべて貴重な土産の品に驚きの表情を見せます。てつのすけさんが、前回チェンナイに来た際このホテルのロビーでラジニ様に奇跡的な遭遇をしたときの写真アルバムを見せると、ラタ様は大きくうなづいておりました。

ラタ様は、メンバー全員に極上の笑顔で別れの挨拶をすると、ホテルの外に出ました。そこには、純白の高級乗用車と一匹の犬が待っていました。この犬こそ、ラジニカーントの愛犬「ナンダ」君です。101匹わんちゃん大行進で有名なダルメシアンという種類の犬で白地に黒のブチが全身に散らばっている見事な成犬です。

ラタ様が後部座席に、そしてナンダ君が助手席に乗り込むと、真っ白な乗用車は静かに動き出し、夜のチェンナイ大通りに消えて行きました。

ラジニ様ご本人には会えませんでしたが、奥様と愛犬と義妹夫妻に会えたことは、

メンバー全員にとって大きな収穫でした。

つづく..


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