インド映画フェスティバル2003
ナマステインディア(2003年) 〜または単なる暇人のどさまわり



10月24日
世green界(みどりせかい)の寺ライブ

ナマステインディア遠征に行く前の日、札幌の大願寺という寺でシタールとアフリカの太鼓の演奏会があったので、行ってみました。

仕事を定時で上がり、職場の最寄の駅までタクシーで移動。その駅から札幌駅までたまたま到着した特急列車に乗車。 札幌駅の北口からタクシーで大願寺に行きました。

こうでもしないと、職場から交通機関を利用して6時に大願寺に着くことができないのだから仕方が無いところ。 札幌市内での移動にそこまで金をかけて急いでいったのは、大阪出身のシタール奏者、石濱匡雄さんの演奏会があったからなのです。
なんとかギリギリ時間に間に合い、受付でお金を払って会場の本堂に足を運びました。

▲世green界(みどりせかい) の観客


寺の本堂に100脚ほどの椅子が並べられていて観客がだいたい埋まっている中、空いている席といえば最前列ぐらいしかなかったので、演奏者の目の前に着席しました。 それにしても、シタール演奏会の会場がなんで寺なんだろうと疑問に思っていたのですが、単にいっしょに演奏していたアフリカの太鼓であるジャンベ奏者の実家が奈井江の寺なのだそうで、寺つながりで会場を設定したようです。 そのせいか、客層が妙に年齢の高い人が多かった気がします。

石濱さんは7月に神戸のインド大好き会のイベントでシタール演奏をしたので、私は既に知っていたのですが、観客のほとんどが石濱さんどころかシタール演奏を初めて聞く人ばかりでした。



▲ステージ


▲シタール演奏



▲アフリカの太鼓演奏


▲アフリカの太鼓演奏


シタールの音量に比べて太鼓の音量が桁違いに大きいので、シタールはアンプカバーして音量のバランスをとっておりました。
異なる国の楽器を組み合わせたセッションをやってるのですから、バランスをとるのも大変なものです。

最初にシタール演奏を行い、次にアフリカの太鼓の演奏が行われました。
途中、休憩を挟んでシタールとアフリカの太鼓のセッション演奏が行われました。
各楽器の単独演奏も素晴らしいのですが、後半のセッションの素晴らしいこと。なんか知らんけどうまく融合してるんだよね。

どちらも、即興演奏なので、2度と同じ曲を聴くことはできません。まるでジャズみたい。

ナマステインディアに行く前の日の夜に、こんな面白い演奏会に参加できてとても楽しかったです。

演奏会も終わり、帰宅して旅の支度をして明日に備えました。

石濱匡雄さんのサイト
http://joint-b.dvrex.net/ishihama/


←戻る 遠征記 次へ→