北のマサラ

バーシャ


1994 印 タミル語
鑑 賞:劇場(2001/03/10)
俺評価:★★★★★
笑 い:★★★★★
泣 き:
力 車:★★★★★

パダヤッパの上映記念のイベントでバーシャが上映されるので、高い交通費を捻出して観て来ました。
スクリーンで、しかも日本語字幕付きですので、安心してバーシャの世界にどっぷり疲れます。

この作品。東京ファンタ2000で上映されたヒンディ映画のHumとストーリーが良く似ている、とHumの感想で書きました。
日本語字幕つきでバーシャを観ると、Humとは似ているのだが細部で違いが多いのがよくわかります。(Humでは真の敵は悪徳警官、バーシャではアントニー。など。) また、ストーリーや構成もHumと比べて洗練されているので、同じ3時間映画でもバーシャのほうが間延びした感覚も感じられず、見ていて飽きません。

ツッコミどころも色々あるようです。
ヒロインのプリヤがプールで泳ぐシーンでは、「水着がダサい」とか「なんでプールの短辺を泳ぐのか」といったツッコミをした人が居ました。
ラジニ様の交通整理のシーンでは、「なんで女学生が交差点の斜め方向に走って渡るのか」というツッコミもありました。
ラスト間近で、バーシャの宿敵アントニーが手にしている時限爆弾のリモコンスイッチが、ファミコンのIコントローラとそっくりというツッコミもありました。
こうもツッコミができるのも、バーシャの楽しみのひとつではないかと思います。

オールナイトの上映はただ観客を疲れさせるだけですので、是非とも昼間の上映を希望します。
絶対に面白いんだから。



戻る