北のマサラ

バーシャ


1994 印 タミル語
鑑 賞:DVD
俺評価:★★★★★(仮)
笑 い:★★★★★(仮)
泣 き:★★(仮)
力 車:★★★★★(仮)

日本国内ではイベントでしか上映されていない秘蔵のラジニ映画だそうで、私みたいにどうしても観たい人は、海外からVCDやDVDを輸入して観るしかない。
というわけで、例によってIndia Plazaから購入した。

ラジニ系のWebページにあらすじが掲載されていたので地味に予習ができる。
そのせいで、一応字幕なしでも観ただけで大まかな筋は理解できた。

主人公マニカム(ラジニ様ですね。)は、オートリキシャの運転手。町にはびこる悪い連中にリキシャを壊されてもひたすら耐える主人公。かつてバーシャという宝石密輸をしていた頃の名前は隠しておいた。(後半で分かるが、バーシャはすでに死んだことになっている。)しかし、家族に手を出したとき怒りが爆発。悪い連中をのしてしまう。

そのあと、マニカムがバーシャだったころの回想シーンがある。
過去にバーシャによって牢獄に捕まっているライバルのアントニーが、仲間からバーシャが生きていることを知ると、すぐに脱獄してバーシャに復讐をする。

果たしてバーシャの運命は....

といった感じの内容です。
私が観たラジニ作品の中(といっても数は少ない。)では一番面白い作品だと思う。
某スパイ映画のようなダンスシーン、ヒロインの妄想で見る男の人の顔がすべてラジニに見えるミュージカルシーンは、めちゃくちゃ笑えた。

日本でお目にかかれるラジニ映画の中では、最高のダンス、最高のストーリー展開だと思います。
個人的には、ムトゥやパダヤッパより上です。
ラジニファン必見の作品です。



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