北のマサラ

シャー・ルク・カーンのDDLJラブゲット大作戦


1995 印 ヒンディ語
鑑 賞:劇場
俺評価:★★★★★
笑 い:★★
泣 き:★★★★
恋  :★★★★★

私が初めて見たヒンディ映画。1999年〜2000年にかけて、年末年始に3回も見てしまいました。
最初は「ビバヒル」だなと思いつつ、前半は「ベタベタな恋愛映画だなぁ」と思っていました。

ところが、卒業旅行が終わったあたりから意外な展開に進行したので、かなり驚きました。
前半ではヨーロッパが舞台で後半ではインドのパンジャーブ地方に舞台が移るんです。

タイタニックをはじめとして恋愛映画が大嫌いな私ですが、DDLJは許せます。駆け落ちしない略奪愛で、ここまで徹底していると許せます。

この映画のおかげで、私の価値観が変化したといっても過言ではないでしょう。
恋愛映画の面白さを初めて知ったこの作品は、私のなかでの「なんばるわん」映画です。はい。

ラストシーンで、こわもてのヒロインの父親が娘に言う「人生を生きろ」は、まさに名言。「都会ではありがちなことさ」以上だ。また、前半で卒業旅行が終わり、

主人公とヒロインが駅で別れるシーンは何度見ても泣けます。偶然出会って、来るべくして来た別れの辛さは、観ている側の涙をさそいます。

この映画は、本国公開5年近くたつのに正規でビデオ化されてないそうな。何度も見て涙が枯れるまで感動したい。



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