北のマサラ
ミモラ紹介



ミモラという名前をみて、怪獣映画かと思った人もいるかと思いますが、インド映画の題名です。
原題は「Hum Dil De Chuke Sanam」(私の心はいとしいあなたのもの)。長い題名なので「HDDCS」と略することが多いです。
どうしてこれが「ミモラ」なのかというと、劇中歌の「Nimbooda」が「にんぶーだ」→「ミモラ」に聞こえたのでしょうか。きっとそうに違いない。安直な邦題の付け方だと憤慨するファンもいるようですが、90年代ヒンディ映画の名作「DDLJ(Dilware Dulhania Le Jeyange)」の変な邦題(「シャー・ルク・カーンのDDLJラブゲット大作戦」)で免疫のついたファンでは「またかよ…。」と諦めムードです。



▼ストーリー

とある高名な声楽家の家にイタリアから来た若者サミール(サルマン・カーン)が入門。
声楽家の娘ナンディニ(アイシュワリア・ライ)と恋に落ちるが、そのことを理由に破門させられイタリアに帰ってしまいます。
そして娘は父親の決めた弁護士ヴァンラージ(アジャイ・デーヴガン)と結婚させられてしまいます。
結婚後、弁護士は妻には本当に好きな人がいることがわかると、妻をイタリアに連れてサミールを探しに出向きますが…。という話です。

▼登場人物




▲アイシュワリア・ライ
ナンディニ(アイシュワリア・ライ)
アイシュはジーンズに出演していたので、知っている人もいると思います。
前半の娘役から後半の人妻役への変化は見ものです。


サミール(サルマン・カーン)
声楽家のもとで歌手の修行をする青年役です。
サルマンは軽い青年の役が多いですが、この映画でも例に漏れずノリの軽いボンボン振りを発揮しています。

▲サルマン・カーン



▲アジャイ・デーヴガン
ヴァンラージ(アジャイ・デーヴガン)
ナンディニの夫役で、敗訴ばっかりしている馬鹿に誠実すぎる弁護士を職業にしています。
地味ながらも彼の「誠実な男」振りに男でも感動すること請け合い。
ちなみにアジャイは、DDLJで眉毛つながりシムランを演じたカジョルの旦那さん。

ミモラ