インド映画フェスティバル2003
インド映画フェスティバル2003 〜または単なる鉄ヲタ旅行記



▲寝台特急あけぼの
8月10日

朝になって目がさめると、列車は新潟県を抜けて秋田に向かっている最中でした。
朝6時過ぎに秋田に着くと、私と同じボックスの乗客はみんな降りてしまい、青森まで私一人でボックスを占有できる状態でした。

ところで、私が寝たのは「ゴロンとシート」といい、B寝台の車両にリネン類(枕とシーツ、浴衣)が一切無い状態のもので、運賃と指定席料金のみで利用できる格安の席です。
着替えの詰まったバックパック(デイパック)を枕の代わりに、そしてバスタオルを掛け布団代わりにして寝ました。
それなりに準備をすれば、意外と快適に眠れるもので、いたく気に入りました。


秋田〜青森間は寝台使用ではなく普通の座席として使用します。昼間の寝台車でいわゆる「ヒルネ」の状態も味わいました。(「ヒル」は昼行、「ネ」は寝台車の意味)

秋田から弁当やサンドイッチ・飲料などの車内販売がありました。
売られている弁当は行きのいなほの時と同じ種類が売られていたので、軽くサンドイッチを買って食べました。



▲ゴロンとシートのドア


▲ゴロンとシート


10時近くに青森に着いてから、函館行き「白鳥」に乗り換えました。
トンネルが多くて車窓もつまらないので、ほとんど居眠りタイムです。
途中、吉岡海底駅で駅見学の家族連れが交代していましたが、構わずに函館付近まで居眠りしてました。

函館に到着して、このまままっすぐ札幌に帰っても良かったのですが、昼時で空腹でしたので下車して昼飯を食うことにしました。

▲特急白鳥


ベイエリアまで歩いて、ハセスト(ハセガワストア)の「やきとり弁当」とラッピ(ラッキーピエロ)の「チャイニーズチキンバーガー」を食おうかと思いましたが、せっかくなら丸井の裏にあるラージモリタのカレーを食おうと思い、市電に乗って五稜郭公園前まで乗車しました。
ラージモリタでインド料理を食べたわけですが、店の人とたまたま居合わせた元常連客(お盆休みで函館に来てました。)と一時間以上も話し込んでしまいました。

ここの店では「サーグラム(マトンだったかなぁ。羊肉カレーだったのは間違いない。)」とナンを食べましたが、 とても美味しかったです。
また函館に行く機会(立ち寄る機会)があれば、またラージモリタのカレーを食べたいと思います。



▲ラージモリタ(函館)


▲ラージモリタの壁画


その後、函館駅から特急で帰る予定でしたが、なんとそのお客さんの車で途中まで送ってもらうことになりました。

ですが、結局のところ中山峠を越えて札幌まで送ってもらいました。
ラージモリタで話題に出ていた東札幌のシヴァで一緒に晩飯を食べて、彼は千歳空港に向かいました。
そのあと、帰宅してこの旅行は終了です。

それにしても、今回の旅行はいろいろな人に出会えて非常に有意義なものとなりました。
この場をもって、皆様方に感謝の意を表します。
3分の2はインド映画と関係ないこの文章を最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございます。


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