インド映画フェスティバル2003
インド映画フェスティバル2003 〜または単なる鉄ヲタ旅行記



8月10日銀座のヤマハホールで、インド映画フェスティバル2003 と銘打って、「婿殿」「アショカ大王」「DDLJ〜花嫁を胸に〜」の上映が行われました。

今回は、去年の夏ラジニ遠征で使った「周遊きっぷ」を利用してJRで東京往復をしました。
盛岡・仙台まわりにせず、秋田・新潟まわりにしました。
青森〜新潟の「いなほ」・「上越新幹線」・昼間の「高崎線」・上野〜青森の「あけぼの」に乗りたかったのが、その理由です。
きっぷは1ヶ月前に購入しましたが、出発数日前に時刻表をチェックしたら、うまい具合に高崎線の渋川から「EL&SL奥利根号」に乗車できることが判明したので、SLの指定席を別に購入しました。

8月8日

昼で仕事を早退して、東札幌のシヴァで昼飯を食った後、店のテレビ搬入を手伝わされました。
これで、私が店にあげたDVDプレイヤーを活用してシヴァでもインドのVCDやDVDを楽しめます。
(後に、インド映画のDVDやダレルメヘンディのVCDを常備させました。)

会社早退の本来の理由である病院に寄ってから一旦帰宅。自宅で旅行の準備をしてから、旅行開始です。


さて、夜9時過ぎに札幌駅に到着。9時50分過ぎに「はまなす」に乗車しました。

今回も、指定席料金で横になって眠れる「カーペット席」を利用しました。頭の部分がカーテンで仕切られているほかは、単なる雑魚寝とほとんど変わりありませんが、横に寝られるのは非常にありがたい。

消灯時間(東室蘭あたり)まで隣の人と雑談をしてから、朝まで寝ました。

はまなす入線ムービー/FOMA F2102Vで撮影。:
  要Quicktime3GPPコンポーネント


▲急行はまなす
のびのび カーペット



▲特急いなほ6号(青森駅)
8月9日

翌朝、5時半過ぎに青森に到着。駅のホームで立ち食いそばを食べて、新潟行きの「いなほ」に乗車しました。
はまなすで隣に寝てた人は、同じ列車に乗りかえて弘前で下車。ちょっと早いお盆帰省のようでした。
秋田までは車内販売が無いので、そばだけでは腹が持たなくて大変でした。
8時過ぎに秋田に到着、車内販売がされるようになり何とか朝飯の駅弁にありつけました。



▲上越新幹線(新潟駅)


▲そば(青森駅)


昼過ぎに新潟へ到着しました。
この時期は、台風10号が新潟付近を通過するのでは?と予想していたのですが、接続列車は全て定刻発車だというアナウンスがあり一安心。
新幹線ホームに移動して、東京行きの新幹線に乗車しました。
長岡で下車をしましたが、よくよく見ると短い区間の乗車をする客(新潟〜燕三条や燕三条〜長岡で乗る人)が結構多いと思いました。
地味に住民の足になっていますね。(笑)
新幹線の車内でひらめ寿司を買いましたが、長岡で乗り換えの電車の中で食べてしまいました。



▲おばこ弁当(秋田)


▲おばこ弁当(中身)


長岡からは、普通列車での移動になります。
なぜこの区間から普通列車に乗ったかというと、ムーンライトえちごで夜中に走る区間なので、昼間の車窓を楽しみむためです。
まず、長岡から水上行きの電車に乗車しました。
長岡の市街地を過ぎますと、車窓は山と水田。小千谷(おぢや)あたりで遠くに見える巨大要塞のような建物はジャスコのようでした。どこ行ってもジャスコは要塞みたいなショッピングセンターなんですね。(笑)

水田地帯を過ぎて越後湯沢に近づくにつれて、車窓はリゾート地(冬はスキーリゾート)と変化します。
ヒンディ語映画のスイスロケのような景色で、ここでインド映画のロケやらないかなぁ。とか、DDLJのリメイク作りたいなぁ。とか、サリー美人のインド女優が踊らないかなぁ。などと、つまらん妄想を抱いてしまいました。

越後湯沢を過ぎトンネルを通っているあたりに台風が新潟付近を通過したらしく、窓ガラスが外から曇っており外が見えませんでした。
トンネルの中は外を見ることができないのは言うまでもありません。(笑)
トンネルを抜けるときのループ(立体交差)もよく見えなかったのは非常に残念でした。




▲ひらめずし(新潟)


▲ひらめずし(中身)


水上に到着するあたりに乗り換えの支度をしていると、知らない人に声をかけられましたが、青春18きっぷの赤きっぷを胸ポケットにしまっている鉄道好きの人でした。
私を鉄ヲタだと見抜いたようで、結局東京まで一緒に鉄道話に花を咲かせてしまいました。
彼から「EL&SL奥利根号は運休」と教えてもらい、指定券510円を払い戻しの運命になりました。(東京都内で払い戻ししました。)

水上で高崎行きの電車に乗り換え、高崎で上野行きに乗り換えて移動しました。
また、ロングシートの車両にあたると旅の疲労度が増大しますので、乗る列車や座る座席に注意をしなくてはなりませんでしたが、運良く上野まで(正確には折り返しの常磐線日暮里駅まで)ボックスシートにあたり、楽な移動になりました。
結局、彼と南千住まで一緒にいきました。



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