アジア映画祭inあさひかわ
あんだらや 元旦や



2004年1月1日

元旦は暇なので、懲りずにあんだらやに行ってまいりました。

元旦と2日に道内のJR乗り放題の「スーパー早割りきっぷ(10000円)」なるものがJR北海道から出てまして、しっかり活用させていただきました。1日あたり5000円で特急自由席まで乗り放題ですから、使わないわけには行きません。
(単純に考えて、Rきっぷでの札幌〜帯広往復よりも安くつきます。)


ますは、朝早くおきて、札幌のJRタワーから初日の出をおがみました。

こんな時じゃないと、わざわざJRタワーなんて登る機会ないし、JR乗り放題ついでに行きました。

100人ぐらいはいたと思いますが、南東の窓に人がごちゃっとかたまっていました。

結果として、日の出の瞬間は雲に隠れて見られませんでしたが、30分ぐらい待ったら雲から太陽がはみ出る瞬間を激写。

用は済んだので、帯広行きの特急にのることにしました。

▲初日の出


帯広に着いて、バスターミナルに向かいました。
元旦なので、一部の路線を除いてバスは運休。と張り紙がありました。

窓口に聞いてみると「十勝バスで糠平温泉行きに乗って上士幌で下車すればよい」と返答が。
とりあえず十勝バスに乗って上士幌まで行くことにしました。
天気も良いことだし、市街地から歩いていこうと思いました。

市街地に着いて、バスの時刻表を見ると、 拓殖バスの時刻もかいてあったので、乗り継いで行こうと思ったら甘かった。元旦運休だったんですねぇ…。

元旦なので、近くの神社でお参りしてから、 店に電話してみると…。
店にいたお客さんに拾ってもらい、お店に到着しました。 (感謝いたします。)



▲ダイソーのインド国旗扇子
 
▲一休さんとウルトラセブンのVCD


ダイソー巡礼してしこたま集めてた「インド国旗扇子」を椅子猫さんに渡しました。
ほかにも、ダイソーの「インドエステ気分入浴剤」とか、ダレルメヘンディのCDを進呈。
そしたら、ダレル様のVCDをかけて、扇子片手に踊る始末。すばらしいノリの良さです。

カレーを食ってマターリ過ごしてたら、おもむろにタイで買ってきたというVCDの山がテーブルにおかれてしまいました。
よくよく見ると…。「一休さん」と「ウルトラセブン」のタイ語吹き替え版のVCDじゃないですか。
いやぁ〜びっくり!

早速再生すると、主題歌は日本のまんま、本編はタイ語に吹き替えられてました。
吹き替え声優さんも違和感ありません。
特に、和尚さんや桔梗屋の声はそっくり。
よくよく聞くと、「一休さん」はタイ語でも「イッキュウサン」と「さん」までそのまま固有名詞化してました。

ウルトラセブンも主題歌と本編の構成は一休さんと同様、本編のみ吹き替えでした。
めちゃくちゃ面白かったです。



▲椅子猫さんお手製ウルミラ(?)お面
 
▲店の周りは広大な平原


ほかの面白いものとして、椅子猫さんが作った「China Gate」のウルミラをモデルに作ったお面。
一部を除き、材料は全部ダイソーで揃えたそうで、ダイソーの「マサラグッズの宝庫」振りを最大限活用した作品となっています。

このお面をつけて、水風船を二つ胸にしまいこんで、セクシーなサリー姿で踊ったとか踊らないとか…。
とにかく 凄すぎ。

路線バスの元旦の特別ダイヤのため、泣く泣く日が暮れる前に撤収することに。
市街地まで送ってもらい、十勝バスで帯広に戻りました。

駅前の長崎屋のダイソーも立ち寄りましたが、インド扇子はありませんでした。(とほほ)



▲摩周丸
おまけ(函館名物)

スーパー前売りきっぷを使い倒すために、翌日は函館に行ってきました。
某カレー店に行くつもりでしたが、案の定2日まで正月休み。3日から営業だったのでした。

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せっかくの函館なので、函館名物を紹介します。


函館地区に「オハラ」という飲料水のメーカーがありまして、コアップガラナで名が知られています。
そこの会社で出ている函館近郊でしか売られていない(はず)清涼飲料水に、「カムカムフルーツ」「ブルーハワイ」があります。
ブルーハワイは、妙に甘味を押さえた青いサイダー。カムカムフルーツはカムカムというペルーの果物を使用したアセロラドリンクもどきの炭酸飲料です。
どちらも、「ちょっと微妙かな〜」と思いたくなる味でした。


カムカムフルーツとブルーハワイ
▲カムカムフルーツと
ブルーハワイ
  やきとり弁当
▲ご存知「やきとり弁当」


函館に行ったら、ハセストの「やきとり弁当」を食わないわけにはいきません。

単に、海苔弁当の上に豚の串が数本のっかってるだけなのですが、注文したらその場で作ってくれるので、焼きたての串を食えるという点でポイント高いです。

(「やきとり」なのに「豚肉」じゃん…というツッコミはなしですよ…。北海道では常識ですから…。)

普通なら、串にかぶりつきながらご飯を食べていくのですが、以下のような食べ方もありますので紹介します。



▲ふたを開けると
 
▲容器のくぼみ


ふたを開けると、海苔弁当の上に豚串が数本もられています。

串の手前に、容器のくぼみがあります。



▲くぼみに串を置く
 
▲ふたを閉めます


くぼみに串の竹の部分をおいて、容器のふたを閉めます。

串がはみ出すようにふたを閉めます。



▲そして、ゆっくり串を引く
 
▲ふたを開けると…


そして、ゆっくり串を手前に引っ張り出します。
強引に引っ張ると、肉がごちゃっとまとまってしまいます。(なかなかきれいに串を抜けませんが…)

全ての串を引っこ抜いたらふたを開けます。
ご飯の上に満遍なく肉を散らしたらできあがり。

こういう食べ方もあるんですねぇ〜。
こういうときこそ、「へぇ〜ボタン」が欲しくなりましたね。


次のあんだらやへの旅は、いつ廃止になるかわからん「ふるさと銀河線」の足寄から、拓殖バスでアプローチしてみたいところです。
そのついでに、根室にあるという「十勝ワイン」が隠し味の「やきとり弁当」と、根室名物「エスカロップ」も食いに行きたいところです。

遠征記